恩師・須澤元夫先生
2014年 02月 01日
私の絵の恩師は須澤元夫先生である。
今も長野県松本市でご活躍だ。
この方に出会わなければ今の私はない。
ご縁の深さをしみじみ想う。
出会いは21歳の時、
学生だった私は、
まだ古い町並みが残っていた松本の街を歩いていた。
そして裏通りに偶然小さな画廊を見つけた。
今はもうなくなってしまったが、
信濃ギャラリーという名だった。
私は何も考えずにその中に入った。
そしてそこで個展をされていた須澤先生に出会ったのである。
先生は21歳の若造の私に、
終始対等に丁寧に話して下さった。
それからは個展の度にお邪魔する様になった。
そして絵を描き続ける人生の素晴らしさに聞き入った。
22歳の秋に私も絵を描いてみたいと先生に告げた。
すると先生は「絵を始めるなら独学がいいですよ」と仰った。
当時ご自身の絵画教室を10以上お持ちだったにもかかわらず、
「教室に来なさい」とは言わなかった。
「私も独学ですから」と優しく笑っただけだった。
先生には絵の描き方ではなく、
まだ古い町並みが残っていた松本の街を歩いていた。
そして裏通りに偶然小さな画廊を見つけた。
今はもうなくなってしまったが、
信濃ギャラリーという名だった。
私は何も考えずにその中に入った。
そしてそこで個展をされていた須澤先生に出会ったのである。
先生は21歳の若造の私に、
終始対等に丁寧に話して下さった。
それからは個展の度にお邪魔する様になった。
そして絵を描き続ける人生の素晴らしさに聞き入った。
22歳の秋に私も絵を描いてみたいと先生に告げた。
すると先生は「絵を始めるなら独学がいいですよ」と仰った。
当時ご自身の絵画教室を10以上お持ちだったにもかかわらず、
「教室に来なさい」とは言わなかった。
「私も独学ですから」と優しく笑っただけだった。
先生には絵の描き方ではなく、
絵描きの生き方を無言の内に教わって来た。
私は今年当時の先生の年齢になり、
そして先生は今年喜寿を迎えられた。
先日久し振りにお会いすると、
今でも当時と全く変わらない、
対等で丁寧な話し方なのである。
そして終始とても穏やかな笑顔だった。
私は今年当時の先生の年齢になり、
そして先生は今年喜寿を迎えられた。
先日久し振りにお会いすると、
今でも当時と全く変わらない、
対等で丁寧な話し方なのである。
そして終始とても穏やかな笑顔だった。
by farnorthernforest
| 2014-02-01 11:00
| 絵の事について