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企画展『山を描く、沈黙を描く』




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知床の玄関口、北海道斜里町にある北のアルプ美術館で、
企画展『山を描く、沈黙を描く』が2020年9月27日まで開かれています。

開館時間は11月から5月までは午前10時から午後4時まで、
6月から10月までは午前10時から午後5時まで、
休館日は毎週月曜日と火曜日、
冬季(12月下旬から2月末頃)は休館になります。
駐車場あり、入場無料。

詳しくは北のアルプ美術館ホームページをご覧下さい。







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美術館受付。



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雑誌『アルプ』執筆者の様々な展示があります。



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企画展『山を描く、沈黙を描く』展示室入口。



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展示室内の様子。



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墨絵11点、水彩画13点を展示。



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初期の作品やスケッチ、試行錯誤していた頃の資料、
個展の案内状や絵葉書、ドイツでの個展の様子など。



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美術館からすぐの斜里海岸の夕景。


 「北のアルプ美術館」とは、山の文芸誌「アルプ」から使用させていただきました。

 「アルプ」は、哲学者の串田孫一が代表となり、詩人の尾崎喜八をはじめ、版画家の畦地梅太郎、作家の深田久弥、写真家の内田耕作等が中心となって、昭和33年(1959)に創刊された文芸誌です。以来25年間、一貫して「自然賛歌」の世界を志し、画壇や文学界などの山を愛した作家たち約600人の絵、写真、紀行文などを発表し続けてきました。単なる山岳雑誌とは方向性を異とし、四半世紀もの間「自然に対しての畏敬の思い」を貫いた「アルプ」は、精神性の高い雑誌として全国の読者に影響を与え続け、自然を愛する多くの人々のつながりを作ってきました。

 そして昭和58年(1983年)。時代、経済の大きな変貌の中、雑誌の役目は終わったと「アルプ」は300号をもって終刊しました。最期に串田孫一代表は「遠い未来の山人へ」と題し、自然破壊と機械文明がもたらす人間の心のゆがみに対して、文学や美術がいかに無力であったかを痛恨の念をこめて語っています。

 しかし、今、「病んだ心」を「癒す緑」として「アルプ」の精神を次の世代に語り繋いでいこうとする多くの人たちの思いが消えてはいないことを確かめ、どんな時代にも「変わらないもの」、「変えてはいけないもの」があるように「アルプ」の精神も語り継がれるものと信じています。

 アルプが語り残したものを、次の世までも伝えたい-----この美術館の願いです。
「北の」とは、この美術館が日本の北のはずれに位置するからです。(美術館ホームページより)




















by farnorthernforest | 2019-10-16 11:23 | お知らせ・今後の予定

絵と旅と日常について


by 山下康一