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自立と恃立を




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5月4日朝、
北のアルプ美術館の館長・山崎猛さんが急逝されました。

北のアルプ美術館は雑誌『アルプ』の執筆者の作品や資料を展示する美術館です。
現在行われている私の企画展はアルプ関係者以外では初めてでした。

2018年2月にお会いした時に(上の写真)、
「齢八十にして絵に対する考えが変わった」
と今回の企画展をご提案戴き、
立派な図録も作って戴きました。

山崎さんは火のような情熱の方でした。
常に大切なものを見つめ決してブレない方でした。
逝去の報に触れ、
最後に私の自立と恃立を促された気がしました。

山崎さん、長い間お疲れ様でした。
心よりご冥福をお祈り致します。



北のアルプ美術館および故山崎猛館長については、
またはこちらの雑誌のネット版をご覧下さい。







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作品の展示風景。
私も憧れた雑誌『アルプ』の執筆者の作品や資料が展示される館内に、
素晴らしい場を提供して戴きました。





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立派な図録も作って戴きました。
扉には山崎さんの過分なお言葉を戴きました。


「極めれば迷わない、迷わなければ恐ろしくない」

山下康一氏が描く水墨画の世界は、
不思議な力を秘めている。
人の心を動かす何かがある。
求めようとしている人だけに届く何かが…。
見ようと目を細めれば仄かに見え、
聞こうと耳を澄ませば微かに響き、
感じようと心穏やかにして時を待てば、
風に遊ぶ静謐な空間に包まれる。

表現者であれば常に高みをめざして1から10へと登り詰めるが、
中には意を貫き0から1にと否定されつつも、
独創的な技法で歩み続けている表現者もいる。
その一人が山下康一氏だといえるであろう。

北のアルプ美術館 山崎猛





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美術館からすぐ近くの斜里海岸。
思い出は尽きません。



















by farnorthernforest | 2020-05-05 00:51 | 絵の事について