人気ブログランキング | 話題のタグを見る

海外でよく声を掛けられた話




海外でよく声を掛けられた話_e0273524_23014118.jpg






これから書くのは海外を旅行していて、
よく声を掛けられたというお話です。
気楽にお読み下さい。



一番多かったのは、
旅行者と思われる訛りのある英語で道を聞かれた事。
かなり頻繁にありました。
「私も旅行者です」と言うと、
目を丸くして驚かれました。

NYの地下鉄で電車を待っていた時の事。
隣にいたネイティヴ・アメリカン、
以前の言い方でアメリカ・インディアンに、
「俺もここに来て苦労したもんさ」
と声を掛けられました。
「お前はどこから来たんだ?」
と聞かれたので、
「日本から」
と言うとものすごく驚かれ、
「えっ、何年住んでるんだ?」

ある時はシカゴの博物館で、
エスキモーの狩りのビデオを見ていた時の事。
やはりネイティブが近づいて来て、
「俺もここに来て随分苦労したもんさ」
と話し掛けられ、
「お前はどこの居留地だ?」
と聞かれたので、
あぁ、またかと思いながら、
「日本から来た旅行者だ」
と答えると、
やはり目を丸くして驚かれました。

またある時はアラスカ・アンカレッジの犬橇祭りで、
数人で道端に座り込んで飲んでいたネイティブに、
「おーい、ダチ公!一緒に飲もうぜ!」
と声を掛けられ、
「旅行者だ」と答えて驚かれました。

フィラデルフィアでは一緒に仕事をしないかと、
ドル札の束を見せられ勧誘された事もありました。
何の仕事か知りませんが、
怖かったので直ぐにその場を離れました。
一体どんな人間に見られたのでしょうか。



どうしてそんなに地元民と間違えられたのか、
もちろん正確な事は解りませんが、
いつもいい加減な格好をして、
持ち物(パスポートやガイドブック等)はビニール袋に入れて、
手に持ってぷらぷらと歩いていたからだろうと思います。
どう見ても買物帰りの地元民にしか見えなかったのでしょう。
まともな旅行者はそんな事はしませんね。



ワシントンDCではインディアン博物館で声を掛けられ、
ナショナルギャラリーでも声を掛けられ、
日本からの旅行者だと言うと、
「アメリカに住んで絵を描いたらどうだ?
ここはアメリカン・ドリームの国だ!」
と言われた事もありました。

同じワシントンDCでの話。
日曜日に集合住宅の一階の教会からゴスペルが聞こえて来たので、
ちょっと扉を開けて覗いてみたら、
「入れ!入れ!」と招き入れられ、
みんなと一緒に一時間くらい歌って踊って、
そして「来週も必ず来いよな!」と言われて、
「旅行者だ」と答えて驚かれた事もありました。

道を聞かれるのはドイツでもよくありました。
ウィーンでオーケストラを聴きに行った時は、
貧乏留学生にでも見えたのか、
「二幕目からはこのチケットを使え」と、
下の平らな席の券を戴いた事もありました。
いつも天井桟敷から見ていましたので、
とても感激したのを覚えています。

ただそういう席の周りは皆紳士淑女、
ドレスにタキシードみたいな人ばかりでしたから、
居辛かったのも思い出します。
その時の演目はモダン・バレイ付きのボレロ。
小太鼓の二人が上半身汗びっしょりだったのを、
今も目の前の事の様に覚えています。



どれも9.11遥か前の、
インターネットもまだない、
どこものどかな時代のエピソードです。
ちょっと思い出したので書きました。

(写真はレンタカーでアメリカを旅行した時のものです)



















by farnorthernforest | 2021-06-11 23:57 | 旅の事について