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恩寵と感謝




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オリビア・ニュートン・ジョンが73歳で亡くなったと、
今日の日経新聞電子版で見ました。
以前はこの人の音楽を特に好きと言う訳ではなかったのですが、
2006年発売の『GRACE AND GRATITUDE』を聞いてからは、
この音楽にたくさん助けられました。

このアルバムを知ったきっかけは、
ディーパック・チョプラのDVDに出演していたからでした。
オリビア・ニュートン・ジョンは癌を患い、
復帰して一週間でこのアルバムの原曲全てを書き上げた、
という話に興味を持ちました。

内容は人として生きる様々な苦しみを、
その原因についてそして解決方法について、
全く説教ぽくなく平易な言葉で、
そして優しいメロディーと広がりのある編曲で歌っています。

最後の曲は『INSTRUMENT OF PEACE』。
アッシジの聖フランチェスコの言葉を歌にしたものです。
最後の「神よ、私を平和のための道具にして下さい」のところを、
「私を平和を奏でる楽器にして下さい」と歌います。
私はこの歌を2018年の初めての海外個展のオープニング・パーティーで、
挨拶の代わりにウクレレを弾きながら歌いました。
人々の心の平和を描く道具になりたいと願いながら。

最後にこのCDを聞いて余りに感激したので、
2016年にアマゾンのレビューに投稿した文をご紹介します。



このCDに収録されている曲を知ったきっかけは、
ディーパック・チョプラのDVDでした。
このDVDにはオリビア本人も出演していますが、
最初は「あのオリビアがどうして」と感じましたが、
DVDを繰り返し観て、
またこのCDを繰り返し聴き歌詞を味わううちに納得できました。
人生に悩み苦しみはつきものですが、
それを乗り越えた世界を描かせてくれる素晴らしいCDです。
歌詞にはディーパック・チョプラやエックハルト・トール、
仏教やキリスト教のエッセンスが詰まっていますので、
聞きながら自然と自己啓発になるアルバムです。

自分というものと世界との関係を歌うPEARLS ON A CHAIN。
なぜ愛は終わるのか、
終わらない愛は何かを歌うLEARN TO LOVE YOURSELF。
世界は全て自分が作っている、
ネヴィル・ゴダートのエッセンスのようなGRACE AND GRATITUDE。
人はなぜ傷付き悲しみ恐れるのかと歌うLOVE IS LETTING GO FEAR。
本当の知恵はどこから来るのか、
エックハルト・トールのエッセンスのようなLET GO LET GOD。
象徴的な言葉で世界とその中の自分を語り、
心を前向きにさせてくれるI WILL LIFT UP MY EYES。
自分とは誰か、自分を救うものは誰か、
ヨハネの福音書を彷彿とさせるHELP ME TO HEAL。
今という事の意味と秘密を歌う、
エックハルト・トールの本の題名とも同じTHE POWER OF NOW。
聖フランチェスコの言葉に触発されたという、
私を平和のための楽器にと歌うINSTRUMENT OF PEACE。

歌詞そのものも美しいですが、
それらが指し示すものが本当に素晴らしいと思います。
これが今のオリビアの境地なのでしょう。
ただ曲中に般若心経の真言や法華経のお題目が使われており、
宗教に対するアレルギーの多い日本人に関しては、
万人向けではないだろうと想像します。



















by farnorthernforest | 2022-08-09 14:56 | 日々の事について

現代風景画家 山下康一のブログ


by 山下康一