爽やかな風の様に
2023年 02月 18日
2月16日、
私の絵の恩師である須澤元夫先生が、
86歳でお亡くなりになりました。
先月1月31日に久し振りにご連絡を戴き、
翌2月1日にお昼をご一緒したばかりでした。
その時は1時間半程お話しし、
まだまだ話は尽きませんでしたが、
私は2月5日からアメリカへ発つ予定だったので、
その時は帰国後にまた会う約束をして別れました。
そして私が帰国し松本の自宅に戻ったその日に、
須澤先生はお亡くなりになったのでした。
須澤先生は私が絵を描く様になるきっかけを下さり、
絵を描くなら独学が良いと教えて下さいました。
ご自身も独学で絵画を習得し、
会派等に一切属さず「一匹狼」を貫きました。
その姿勢は絵の世界の事だけに留まらず、
人の生き方を教わったと思っています。
須澤先生との出会いがなければ私は今何をしていただろうか。
そう思うと須澤先生の優しさとご縁の深さに、
心からの感謝の念を禁じ得ません。
先生とお話しする時は、
いつも爽やかな風に浄化される心地がしました。
須澤先生のご冥福を心からお祈り致します。
長い間有難うございました。
そしてお疲れ様でした。
須澤元夫先生との出会いは2014年の記事、
「恩師・須澤元夫先生」をご覧下さい。
2016年の私の個展会場で。
by farnorthernforest
| 2023-02-18 16:51
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