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「恋には賞味期限がある」について




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昨日に続いてどうでも良い話をもう一つ。
35年以上前の私が学生の頃に、
『Selfish Gene〜利己的遺伝子』という仮説が出され、
大問題になりました。
全ての生物は自らのDNA(遺伝子)を残すために行動しているという仮説です。
私はこの理論に関する本を何度も読んで考えました。

当時流行っていた実験心理学も面白くはあったのですが、
それは面白い情報または知識ではありましたがどこか本質的ではなく、
この利己的遺伝子仮説はその辺りのモヤモヤを一気に吹き飛ばすだけの衝撃、
破壊力と説得力がありました。

私は毎週金曜日の午前中、
NHKラジオ第一の『らじるラボ』を聴いています。
人工知能研究者の黒川伊保子さんが、
人間の脳を一つの機械として解説する番組です。
都合で聞けない時は「聴き逃し」で聴きいていました。

最終回は「男女の絆のつくり方〜『恋のトリセツ』より」でした。
その中でかつて利己的遺伝子仮説で語られていた事が、
驚いた事にいくつも出て来たのです。
現在は実験で確かめたりあるいは十分なデータが揃って、
仮説ではなく理論になっている事に驚きました。
その内容を簡単に箇条書きにしてみます。



恋は自分に無い遺伝子を求めるようになる事で、
それが発情である

メスには自分に無い遺伝子を嗅ぎ分ける能力がある

オスにはこの能力は無くばら撒き作戦を執る

メスはオスに対して通常は警戒スイッチが入っている

しかし自分に無い遺伝子を持つオスには警戒スイッチが0FFになる

その警戒スイッチが0FFになる期間は種によって決まっていて、
メスが妊娠出産授乳を終える期間までである

その期間を終え警戒スイッチが再び0Nになると、
別の遺伝子の組み合わせを求めて新たなつがいを作る

人間に当てはめると恋には賞味期限がある

人間の女性の場合は自分に無い遺伝子を嗅ぎ分ける能力のピークは25歳頃

人間は思考の働きが大きいので、
共通の思い出(絆)があると賞味期限が来ても警戒スイッチは0FFのままになる

この賞味期限中にしっかりとした絆を築けないと恋は終わる

恋愛中に警戒スイッチが再び0Nになると、
それまで惹かれていたところが急に嫌いになる

そして女性はアラ探しを始め別れる方法を模索し始める



だいたいこんな話でした。
この放送の中で「ダメな男ばかりに引っかかる」女性について、
その女性は出来る女性に違いなく、
そういう女性ほどいい加減な性格の遺伝子を欲しがっているので、
ダメな男にしかときめかないという話も出て来ました。
性格と遺伝子の関係が証明されているのかどうか判りませんが、
面白い話ではあります。

そしてこれはいくら自分で考えて行動しても、
遺伝子が求めている事なので、
「ダメンズ・ウオーカー」は一生そこから抜けられない、
だから覚悟を決めてダメな男と一緒になるか、
ときめかない人と一緒になるか決心するしかない、
と言うアドバイス(?)もありました。

さて先の利己的遺伝子仮説では「人類4年離婚説」が語られ、
当時はどちらかと言うと笑われていました。
「哺乳類は子が一人立ちすると新しいつがいを作る。
人間の場合文明社会では自然界と違い、
子供が独り立ちしたと言われるまでには20年近い年月が掛かるが、
授乳を終え自分で歩いて食べたり飲んだり出来るようになるのは、
だいたい3〜4歳である」

そして世界で結婚してから離婚するまでの期間を調べ、
どこの国でも4年がピークだった事を挙げていました。
さて皆さんはどうお考えになるでしょうか?



















by farnorthernforest | 2023-03-12 14:41 | 日々の事について

現代風景画家 山下康一のブログ


by 山下康一