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スマート・ウォッチを買う




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長年ブログを書いて来ましたが、
日常生活について書く事はほとんどありませんでした。
しかし今年の正月にスマート・ウォッチの一つ、
アップル・ウォッチなるものを買い、
生活と意識が激変したので、
お役に立つ方もあるのではと思い少し書きます。

コロナ前の健康診断で医師に高血圧と言われ、
治療開始を勧められました。
その時の血圧は138/93で、
すぐに問題になる様な数値とは思えず、
様子を見ますとお断りしました。

しかし年齢的にそろそろ気をつけた方が良いと思い、
家電量販店で血圧計を買い日常的に計る様にしました。
この時売場にあった体組成計付体重計も気になって、
昔と違い安くなっていたので一緒に買いました。

昨年の冬、
ほとんど毎日通っているプールが工事で4ヶ月間閉鎖になり、
その間時々ランニングをしたのですが続かず、
約8kg太りました。
元の体重は68kg。
そして春にプールが再開し、
以前と同じ様に毎日泳ぐ様になったのですが、
体重は全く下がらず、
もう歳だから仕方がないかと諦め9ヶ月が過ぎました。

そして昨年の12月、
10日程別荘の庭の手入れのアルバイトをしたのですが、
その際昼に仲間と一緒に中華料理店でランチセット、
ラーメンと中華丼や炒飯のセットで780円を毎日食べ、
夜は会社の人達と毎晩飲みに行き、
更に4kg太って体重はとうとう80kgになりました。

さすがにこれは何とかしないといけないと思い、
正月に一大決心をしてアップル・ウォッチを買い、
健康管理を始めたという次第です。



実はこの類のスマート・ウォッチは、
5年前に一度買った事がありました。
その時の値段は3,980円。
安いスマート・ウォッチ・メーカーとしては大手で、
当時としてはかなり良い方の商品だったのですが、
測定できる項目は少なく、
プールで使える防水ではありませんでした。

加えて万歩計とスマホを一緒に持って歩くと、
万歩計とスマホの歩数はほぼ同じなのに対し、
そのスマート・ウォッチは3割位少なめの数字になり、
3ヶ月程使いましたが信頼性に疑問を感じ、
小学生の甥っ子にあげてしまいました。

今回も色々と調べたのですが、
大体のスマート・ウォッチは3,000〜6,000円位なのに対し、
アップル・ウォッチは値段がその10倍もします。
何がそんなに違うのかと、
これまたネットで色々と調べたのですが、
納得出来る理由は見つかりませんでした。

しかし以前不整脈も疑われていたので、
心電図も測れて、
家庭用医療器具として国の認証も受けているという、
アップル・ウォッチを買う事にしました。



使い始めて生活は激変しました。
様々なデータが毎日スマホにグラフで表示され、
生活に緊張感と励みが出ました。
特に意識して始めたのは運動の内容です。

それまではほぼ毎日、
プールで1,200m泳ぐのを日課にしていました。
それを最低2,000mにし、
内容もただ泳ぐだけではなく、
様々なメニューを取り入れました。

その他朝起きるとストレッチと筋トレ。
夜プールから帰ると3kmのウォーキングまたはランニング。
3kmは少ないとも思いますが、
以前張り切って始めて自然消滅してしまったので、
無理のない距離で始めました。
そしてその時に着けるコードレスのイヤホンも買いました。
こちらは安いものにしました。

毎日確認する項目は、
アップル・ウォッチでは1日の運動時間、消費カロリー、
1時間に1回立って軽い体操をした回数、泳いだ距離、
ウォーキングとランニングの距離とその速度、歩数、歩幅、
歩行安定性、歩行非対称性、安静時の心拍数、運動中の心拍数、
心拍数の回復速度、最大酸素摂取量、血中酸素濃度、心電図、
睡眠時間とその内容(レム睡眠、ノンレム睡眠、深い睡眠、覚醒時間)。

体組成計付体重計で確認するのは、
体重、BMI、筋肉量、骨量、
体脂肪率、内臓脂肪率、基礎代謝量。
そして血圧計で血圧です。

アップル・ウォッチにはまだ他にも測定指標があるのですが、
これ等の数値と毎日の変化をグラフで見ていると、
自分の体の様子がとても良く分かります。

今使い始めて6週間になりました。
体重はまだ5kg減ですが筋肉量はかなり増え、
骨量も増えて体つきは見た目にも変わりました。
血圧も正常に戻り最大酸素摂取量は上がり、
体脂肪率は下がって、
これは男にはたまらないおもちゃだと思いました。



そして最初に書いた、
アップル・ウォッチが他と10倍値段が違う理由についてです。
無料の付属アプリが非常に詳細でしかも見やすく、
新たにアプリを購入する必要を感じない事、
計測した数値の信頼性が高く安心して使える事、
そして本体とバンドの質感も他と比べて格段に良く、
種類も豊富な事です。

奇しくも使い始めて少し経った頃に、
NHKの朝のニュースでスマート・ウォッチを特集していました。
大都市の病院には「スマート・ウォッチ外来」があるのだとか。

病院の検査では見つけられない心臓病の兆候を、
スマート・ウォッチで見つけて早期治療が出来、
命の危険がある病気を数日の入院治療で事なきを得た、
そんな事例が紹介されていました。
この番組で紹介されていた機器は国の認証を受けた3機種、
NHKですので商品名は言いませんでしたが、
画面から腕時計型はアップルとオムロンだけでした。

毎日グラフになるデータを見ながら、
健康管理のモチベーションを維持出来るのであれば、
10倍は決して高くないと思いました。

何だか商品レビューみたいになってしまいましたが、
注意点はiPhoneの最新OSでないと連携できない事で、
私はiPhone11なので、
最新のOSを取り入れるのにちょっと苦労しました。
以上ご参考になれば。



















by farnorthernforest | 2024-02-15 20:55 | 日々の事について

制作や旅や登山についてなど。


by 山下康一